マネージャー公一の巻その2…つづき
前回は、…そうそう…マネージャー公一が『餃子の王将』で以前ブチ切れた店員さんが再び再会…でしたね。
まずマネージャー公一は、みんなには聞こえないような小さな声で『…ぁっいった〜また居るやん〜』と囁きました。
しかし、みんなは聞こえていないふりをして、注文しました。
『生ビール二つ、天津飯セット三つで大盛2つの普通盛り1つ、それとコーラ二つ。』
その女性の店員さんはオドオドと、たどたどしく言いました。
『はいっ。で、天津飯セットは全部大盛りですね…』
その言葉がマネージャー公一を点火し、間髪入れず『大盛りは二つ!』
公一のお母さんよりきっと年上だろうと思われるその店員さんも、負けじとかん高い声で、日本語を覚えたてのような、たどたどしさで『あれ?天津飯、三つでしたっけ?よね?』
さすがは姫路から大抜擢され京都のマネージャーになった公一。
苦笑いにゆっくり丁寧に『天津飯…生ビール…コーラ…』再度注文をしました。
『わかりました。』
店員は一目散ににバックヤードに向かい、生ビールを用意しています。
みんなは心の中で『よかった』
とつぶやいていた時、『生ビール1つお待たせしました。』再びマネージャー公一に点火されました。『生ビール二つやっちゅうねん!』
『はいすみません、生ビールが切れたので…』
『新しいナマ樽に変えたらええやん!俺変えよか?!』
さすがはマネージャー公一、他人のお店の心配までするなんて…。
『すぐに持ってきて!』
呆れとも怒りともとれる口調で、お酒大好きチーフ作本に、生ビールを差し出しました…。
次回つづく。